低インスリンダイエット

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カロリーではなく、GI値が低い食品を中心に献立を構成する。

  • 低インスリンダイエットの理論

インスリンには、血糖を下げる働きの他に、脂肪を作る働きと脂肪分解を抑える働きがあります。(なんと脂質の取り過ぎだけでなく、糖質の取り過ぎも脂肪を作るのです!)そこで、血糖値を急激に上げない事で、インシュリンの分泌を抑制し、脂肪を作る働きと脂肪分解を抑える二つの働きを抑えるダイエット法です。

血糖値の上がり方が急なほど、インスリンはたくさん分泌され、脂肪を作り、結果太ります(低インスリンダイエット理論では、これが体に脂肪が蓄積される=太る仕組みです。)。だから、低インスリンダイエット理論では、太る原因は、高カロリー食ではなく、血糖値の急上昇する食事という事になります。

  • 私見

人体は複雑で簡単に述べる事はできませんが、簡潔に述べると次のようになると考えてください。摂取した糖質は一度肝臓に蓄えられ、それから全身の細胞に送られます。肝臓には一度に100gの糖質を貯蔵します。100g以上になると糖質は血中で増えます。そうすると血糖正常値を保とうとインスリンが分泌されます。その際インスリンは糖質を脂肪に変えることで、血糖値を下げようとします。

つまり、一度の食事で100g以下の糖質では脂肪は作られません。糖質100gは、ご飯とおかずでだいたい摂取しますが、白米100gで糖質約36.8gです。一度の食事で180gぐらい前後ののご飯(白米)が食べれる計算になります。

私が推す腹八分ダイエットは一食の白米の量は140~200gで腹八分になります。「腹八分に医者いらず」「腹八分に病なし」ということわざが昔からありますが、理論的にも正しさが証明されました。

言いたい事は、白米が好きな方が、無理して白米からGI値の低い玄米に変える事はないのです。腹八分で十分痩せます。多くの日本人は、「白米は美味しい」と感じますので、玄米が平気な方等、GI値の低い食品でも平気など、一部の方向けのダイエット法だと思います。

■  低インスリンダイエットのポイントなど

  • カロリーではなく、GI値が低い食品を取る

GI値とは、血糖値が上昇するスピードを計測した値。ブドウ糖をとった場合の数値を100 とし、それに対して他の食べ物をとったときの相対比をあらわしています。例えば、主食は白米より玄米を取ります。

低インスリンダイエットでは、なるべくGI値が60以下の食品をとるように心がけますが、60以下の食品は極めて少なく偏食になってしまいますので、栄養バランスに気をつけます。

高GI値の食品を取る場合、食物繊維の多い食品や乳製品,酸っぱい物を一緒に摂ることで、消化吸収を遅らせることができます、つまり血糖値の上昇を抑えることができます。食前にキャベツを食べるキャベツダイエットは低インシュリンダイエット理論からすると理にかなっています。

GI値表(別サイト)

  • デザートは食後ではなく間食で!

食後のデザートだと血糖値が急激に上がるので、太る原因になってしまう方がいます。

  • メリット

1、面倒になりがちなカロリー計算をしなくていい。

2、生活習慣病対策にもなる。

3、空腹感が少ない。

4、運動・エクササイズの必要が無い。

  • デメリット

1、偏食になりがち。

2、人によってはストレスになる。

■ 低インスリンダイエットで気をつけること

  • 極端に炭水化物・糖質を減らさない

炭水化物の不足は、特に脳の働きが鈍ります、炭水化物は、三大栄養素(炭水化物・脂質・蛋白質)の一つです。栄養バランスが悪くなるとイライラしたり、集中力が低下したりします。

「低」とつくようにインスリン分泌を低くすることです、極端に減らしたり、完全に取らない事ではありません。

糖質が欠乏すると、人体は筋肉の蛋白質を分解してブドウ糖に変えるので、筋肉が落ち基礎代謝が低くなります。

  • このダイエットに向いている方(再現性を高めるために)

お相撲さんのように、どんぶりで白米を食べる方で、どうしても白米140~180gでは足りない、満腹感が無いという場合は玄米にし、低インスリンダイエットを実行すると良いかもしれません。

 

*あとがき

栄養バランスの取れた三食の食事は健康の基本です。GI値が高い食品でも、完全に避けてしまうのは考えものだと個人的に思います。GI値の高い白米・じゃがいもなどを食べる時は量を減らしたりして、考えだけを少し取り入れるのが、個人的に良いと考えます。

糖質依存症という病気があります。少しの空腹感でも嫌で、血糖値が上がった状態を好む病気です。アルコール依存症、ニコチン依存症と同様で病気です。病気なのでお医者さんにご相談される事をおすすめします。