危険なダイエットとは

危険なダイエットとは?具体的にどういうダイエットを指すのでしょうか?

■ 栄養面から見た危険なダイエット

「食べなければ、痩せる」は大間違いです。「食べなければ、逆に太ります」が真実です。仕組みは次の通り。

過度な食事制限などで栄養不足。

⇒極めて少ない摂取カロリーで体が「飢餓状態」になる。

⇒飢餓状態から脱出しようと、体に蓄えられているエネルギーの分解を始める。

⇒脂肪より筋肉のほうがはるかに分解しやすいので、まず筋肉を分解し始める

⇒筋肉が減り、体重が激減する。(体重が減るので、ダイエットに成功したと勘違いする方もいる。ダイエットは体重を減量するのではなく、余分な脂肪を落とすことです。)

⇒体重は減るが、筋肉が減り、基礎代謝が落ちる

⇒基礎代謝が減る事で「痩せずらい体」「太りやすい体」になる。(人間の消費カロリーの60~70%が基礎代謝です)

このようにならない為には、しっかり栄養分とカロリーを取り、栄養バランスの取れた食事と適正なカロリーでダイエットをします。

また、栄養は体に備わる脂肪を分解する機能を健全にします。例えば脂肪分解酵素を健全に働かせます(必要な栄養を取る事は酵素ダイエットに通じます。)

カロリーについては1日に必要なカロリー(別サイト)で計算されてください。ここでは、体に必要な五大栄養素について触れます。栄養は少なくても多くても太ります、適量を!

  • 炭水化物

1日最低でも約100gの炭水化物の摂取が必要(白米200gで炭水化物約74g)。年齢や体格などの違いがあり、一概に言えませんが、一日の最低摂取量100gは平均なので、三食食べるとしたら、一食につき白米140~200gを食べるのが安全

「炭水化物は太る」と言いますが、適量であれば太りません。炭水化物も必須の栄養なので、適量取るダイエットにしましょう!

  • たんぱく質

一日に摂取すべき量は、標準体重×1.0~1.2gの蛋白質が必要。これは平常時で、風邪をひいている時やケガなどがある時は、標準体重×2~2.5の蛋白質が必要です。

一日に摂取すべき量は、60gぐらいです。卵焼き(鶏卵一個12g)、魚(切り身一切れ平均20~25g)、お肉(牛豚鶏どの肉も100gに20gぐらい)は毎日食卓にあがると思います。適量を把握されてください。摂り過ぎは最終的に脂肪に変わると学校で習いました。

適量は「少ない」と感じる方が多いと思いますが、ご飯中心におかず少なめが和食です。

  • 脂質

最低20gは必要。特に気にしなくても摂取できます。油物、天ぷらなどは週2~3食にし、ドレッシング・マヨネーズはかけすぎない程度にすればいいと思います。

ホルモンはコレステロールを材料につくられます。極端に避けるのは良くないです。

  • ビタミン・ミネラル・食物繊維

健康日本21では、ビタミン、ミネラル、食物繊維などを補給するには、1日あたり成人で野菜350g以上という指針を挙げています。

生だけでこれだけ食べるのは大変です。自家製野菜ジュースにしたり、炒めたり、軽く茹でたりして、かさを減らすと食べやすいです。(野菜は旬なものは積極的に取りましょう、旬の野菜は栄養の含有量が多いです。)また、青汁を利用するのもいいかもしれません。

また、汁物、スープなどは野菜をたっぷり入れて具沢山し、こまめに野菜を取れるよう工夫します。お漬物も野菜が取れます。

関連記事バランスの良い食事とは?もご参照ください

  • 食事の目的

食事の目的は、栄養をしっかり摂る事ですが、その他に、生活リズムを整える、食事を楽しむなどが挙げられます。

栄養をしっかり摂る点で一日の摂取量を挙げましたが、一日一日「摂取できなかった」「摂取量を超えてしまった」といって神経質にならずに長期的に一週間、二週間で大体栄養が満たしていれば良いと思います。

日によっては、脂質の摂取量が超えてしまった、外食してカロリーオーバーしてしまったなどある程度はあります。同様に、「今日は朝食を取れずに生活リズムが悪かった」「夕食を楽しめなかった」といったこともたまにはあります。

最初は計ったりしますが、くれぐれも神経質にならずに食事を取って下さい。

■ その他の面から見た危険なダイエット

  • 体脂肪と女性ホルモンの関係

1か月で体重の5%が減っても、月経異常が起きるといいます。

また、テレビで観たのですが、女性ホルモンは体脂肪と密接な関係にあります。月経は体脂肪が22%以上あると順調に起こる。しかし、17%以下だと月経が不安定に、12%以下だと月経が止まる事があります。不妊症の原因になる可能性もあります。

女性は月に1~2キロ減量するダイエット計画をおすすめします。

  • 活性酸素

水泳やウォーキング、ランニングなど少し激しい有酸素運動は、し過ぎると活性酸素を大量に発生させ、体を傷つけます。